ビジネス体験記

副業・ビジネスについて考察をしていきます。

ネットワークビジネス体験記⑥ 「毎月10万円以上発注」のススメ

発注金額が増えていく

⑤の続きです。

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師匠との「チューニング」と発注金額

前回の⑤で初回発注を済ませた私でしたが、すぐに1ヶ月ほど立ってしまいました。同じようなセミナーに繰り返し参加をしていましたが、あっという間に2回目の発注が迫ってきます。

私が所属していたところでは、まずはじめに「自分がどれくらいお金を稼ぎたいのか」目標を立てます。その目標から逆算をして、達成するためにはこれぐらいの売上が必要だと割り出し、毎月その金額以上に発注を行うというものです。

当然、第一優先は誰か新しい人を勧誘し、その人に商品を買ってもらうというものですが、それができない場合は「自己発注」を半ば強制的にしなければなりません。(もちろん、強制させるのは違法行為のため直接的には言ってきませんが、直接言う以外のあらゆる行動でプレッシャーをかけてきます。)

自己発注ができない場合は、師匠と相談(=チューニングと呼ばれていました。)をしないと、売上が修正できないようになっています。
理由としては、私の自己発注=私より上の人たちの売上となるため、私の一存で自己発注を少なくするとみんなに迷惑がかかると言うことでした。

今考えてみれば、そんなくそルールは無視すればよかったのですが、その時はプレッシャーを感じてしまい、「なんとかしなければ、、」という気持ちでした。
私は頭がごちゃごちゃになりながらも師匠に相談の電話をかけました。

 

師匠からのきつい言葉と気づき

「師匠さん、今月は新規の勧誘もできませんでしたし、自己発注するお金もありません。金額を下げさせてください。」
「それは●●くんの勝手だけれども、そんなに目標を下げてしまって大丈夫なの?そんな感じじゃこの先もやっていけないよ。なんで●●円の発注ができないの?できないのであれば関係ある人たちに事情を説明して謝らないとね。」

この時私は、ネットワークビジネスの真の恐ろしさを知った気がします。
仲間、夢、目標と言う心地よい言葉を使いつつも、お金でしか結ばれていない関係なのだとさとり、私はもうこんなことはやめなくてはと思い始めました。