ネットワークビジネス体験記④　意味もわからず、とりあえず弟子に

③の続きです。

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師匠と初対面のその後

誘ってくれている女の子から連絡がきて、「この間はありがとう！師匠さんのOKが出たので、あとは●●くんがやりたいと言えば、仲間に入れくれるそうよ。どうする？」と連絡がきた。
その「同世代の集まり」とやらには興味があったので、やりたいなあと思っていると、やるためにはどうやら師匠に「私を弟子にしてください」と言わなくてはならないという。
正直、１回しか会ったことない人にそんなことを頼むなんて気がひけるなあと思ったけれども、それ以外に道がないみたいだったので、とりあえず言えば済む話だと思って、しぶしぶ了承をした。

カフェで再び対面

誘ってくれた人が再び予定を組んでくれ、数日後に師匠とカフェで話すことになった。
私が「同世代の集まりに興味があるのでぜひ入れてください」と頼むと、師匠は少し難しい顔をしながら話始めた。

「●●くんの気持ちはわかった。でもその前に一つ話しておかなければいけないことがある。この集まりは「ネットワークビジネス」に取り組む人の集まりなんだ。社会からそんなにいい印象を持たれていないことも知っているし、君が怪しむということもなんとなくわかっている。でも中で頑張っている人達はものすごく真剣に頑張っているので、君がもし入ってくれるのであればきっと成長できると思うよ。」

正直、「あーーーやっぱりか。騙されたなあ」と思ったものの、話疲れて考えるのをやめてしまった。危険だと感じたらいつでも引き返していいし、君の自由だよと言ってくれたのでそんなに不快感は感じなかったが、やはりネットワークビジネスという未知の薄気味悪いところに足を踏み入れるのはとても嫌だと感じた。