ネットワークビジネス体験記⑦ 自己啓発セミナーへの誘い
⑥の続きです。
「こいつ、、洗脳がまだ足りないな。」自己啓発セミナーへの勧誘
前回、ネットワークビジネスで自分のアップラインにあたる人とのお話を紹介しましたが、その過程で私がその人に対して懐疑的であることが伝わってしまいました。
その方は、なんとかして自分のいうことを聞くように説得をしようと、提携している「自己啓発セミナー」への勧誘を始めます。
歴史的にみても、ネットワークビジネスと自己啓発はお互いにズブズブの依存関係にあります。ネットワークビジネスを始めた人を、なんとか自己啓発セミナーに送り込めば、洗脳され、製品をよく売ってくれる販売員として使うことができます。
ネットワークビジネス側も儲かるし、自己啓発セミナーも儲かる。そして、セミナーを受けた販売員自身にも「これはすごい!」と思わせることができれば言うことなしです。
いろんな方面から強まるプレッシャー
まずはじめに「自己啓発セミナー」を進めてきたのは師匠に当たる方でした。
自分が「自己啓発セミナーに行ってとてもよかった!」と話してくれるものの、具体的に何をするかを聞いても答えてはくれません。「自分の目で確かめてもらいたいから、私からお話するのはやめておくよ!」というスタンスです。
ただし、自己啓発セミナーの名前は教えてもらうことができました。
そこで、ネット検索をかけてみると、過去に死亡事故を起こしたことがあることがわかりました。「自己啓発セミナー 死亡事故」などで検索するとすぐに見つかると思います。
師匠の方に死亡事故について聞いてみると、「過去にはそういうこともあったみたいだけど、改善されているって聞いているし、私が行った時も嫌なことは一つもされなかったよ。」と言われました。
事前に死亡事故のことを隠していたことに、不義理だなあと感じましたが、これが彼らの勧誘のスタイルなんだと割り切って理解することにしました。
満席のはずのセミナーに、なぜか参加可能?不自然な登録フォーム
私が勧誘されたセミナーは、直近のセミナー日程が全て「満員御礼」となっており、参加が難しいと書いてありました。
仕方なく、セミナーのキャンセル待ちに応募をすると、すぐに「参加可能です」と返信がありました。
私だけそういう扱いになっているのかと最初は思いましたが、周りの人に聞いても同じような状況でした。
わざと満員と表記をし人気感を煽って、プレミアム感をだす戦略をしているのだと後から聞きました。情報商材屋もびっくりのハッタリです。。