副業でネットワークビジネスって、実際稼げるの?経験者に聞く実態とは
今年は「副業元年」とも言われ、様々な副業を耳にしますよね。
中でもいまだに根強く残っているのが「ネットワークビジネス」
アムウェイ、ニュースキン、モデーアなどの名前を聞いたことがある方は多いと思います。
今回は、私が実際に勧誘された経験を元にネットワークビジネスを紐解いていきます。実際に稼げるのでしょうか。
結論:一部の人は稼げるが95%は稼げない。
確かにネットワークビジネスで稼げる人は存在しています。数千万〜数億円の売り上げの人がいるのは事実です。
※ここで重要なのは、あくまで「売り上げ」と言うことです。実際の利益が数千万の方は1%にも達していません。
ではどういった方が実際に利益をあげて、稼ぐことができるのでしょうか?
稼ぐには、膨大な苦労が必要。
稼いでいる方は一見華やかに見えますが、よくよく話を聞いてみるとかなり大変なことがわかってきます。
・小学校・中学校・高校・大学・同僚など、ほぼ全ての知人に「ネットワークビジネスをやらないか」と声をかけている。
→結果的に、今までの友人は離れていき疎遠になる。仲間になってくれるのはネットワークビジネスをやっている胡散臭い人だけになる。
・↑の友達に声をかけても足りないため、毎日ナンパ・合コン・街コン・フットサルなどを通じて新しい友達を作りにいっている。
→いきなり話かけてきてLINEなどの連絡先交換を求めてくる人には気をつけましょう。どんなタイプがいるかはまた別の記事で紹介します。
・とにかくネットワークビジネスをやっている仲間とのミーティングが多い。
→飲み会やBBQなどの飲み会企画や、仲間同士での売り上げ報告会、コミュニケーションを磨くためのロールプレイングなど、ミーティングが盛んです。
・自分にダウン(勧誘して自分の下についてくれた人)ができたら、毎日フォローをしている。
→特に最初は疑心暗鬼になっているので、毎日・毎時間のフォローが欠かせません。稼ぐ人になると、何百人単位でやらなくてはならないので、大抵の場合時間が足りません。せっかく勧誘をしても、そのあとのフォローが中途半端で結局信頼を無くすと言うことが頻繁にあります。
・ある程度勧誘が進んでくると、ビジネス全体の企画・運営を無償でやらされる。
→自分の勧誘した人だけではなく、他の人が勧誘した人の面倒も見つつ、稼いだ金でビジネス全体にお布施をしなさいと半強制的に言われます。稼いでいる人になると、無担保で数千万を上の人に収めている人もいました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
稼いでいる人がいて華やかに見える業界ではありますが、実際はどこまでいっても上の人に搾取されるような構造が広がっています。
サラリーマンをよくこき下ろす人が多いですが、実態はサラリーマン以上に搾取されている場合がほとんどです。
ネットワークビジネスの上手なところは、搾取されていることを喜びに感じるように、様々な仕組みが用意されているところです。洗脳が進む前に気づいて戻ることができれば良いのですが、そうでなければ一生ズブズブの沼にハマることになります。
もちろんネットワークビジネスは合法ではありますが、その際はご自身の判断でやることをおすすめします。決して周りの方からお金を巻き上げないように気をつけてください。。